2005/9/20(火) TainからCraigellachieへ 177.5M |
08:10 B&B出発 08:30 Dalmore Distillery到着 18.8M 08:55 Teaninich Distillery到着 21M 09:30 Glen Ord Distillery到着 38.9M 11:00 Royal Brackla Distillery到着 72.5M 11:20 Benromach Distillery到着 85.1M 13:00 Benromach Distillery出発 13:10 Glenburgie Distillery到着 90.1M 13:25 Glen Moray Distillery到着 98M 14:10 Glen Moray Distillery出発 15:00 Glenlossie Distillery,Mannochmore Distillery到着 113.9M 15:24 Glenrothes Distillery125.3M 15:36 Glen Spey Distillery到着 16:00 Aberlour Distillery到着 130.7M 16:10 Glenallachie Distillery到着 132.3M 16:25 Imperial Distillery到着 136M 17:05 Balmenach Distillery到着 154.3M 17:40 Cragganmore Distillery到着 165.7M 19:00 Strathspey Bed & Breakfast到着 177.5M 今日も早起きです。7:30には起きてシャワーを浴びました。朝食も毎度のメニューを頂いて8:10にはB&Bを出ました。朝イチで目指すのは昨日道沿いに通り過ぎたDalmore Distilleryです。A9をインヴァネス方向に戻っていきます。20分位で到着しました。海の真横で、しかも朝の空気がすがすがしい!気分よいスタートです。最初に事務所へ行って挨拶して写真を撮りました。結構朝早くから人が働いていました。遠くには油田らしきものも見えます。かなり気持ちのよい蒸留所でした。でも入り口にあった変な石碑みたいなのは何だったんでしょうか?続いては、ここからすぐ近くにあるTeaninich Distilleryです。こちらもClynelish同様UDV系列でやっぱり作りは同じです。工場地帯の中にあるので似たような建物ばかりで少し見つけるのには苦労します。中にはFlora and Faunaのマークのまんまの看板がありました。こちらは人が見当たらず、見学できませんでした。さて、次に目指すのはGlen Ord Distilleryです。ここはビジターセンターも充実しているみたいでゆっくり見学する予定です。A9を走って、その後A862へ進んで行きます。途中では川の中に入っておそらくサーモンを釣っている人がいます。結構寒そうなのに大丈夫かなーと心配しながら見ていました。そしてグレンオードに着いたのが9:30。そろそろ開いていても良い時間なのに何かひっそりとしています。いやーな予感がして来た。そう思いながらビジターセンターへ行こうとすると・・・げげっ、なんですと!「SilentSeason 19th September to 11th October 2005」そんな・・・ツアーやってないんだとさ。しかも昨日からかいな・・・ついてないなー、しかもShopも10:00からですか・・・もういいや、次に行っちゃおう。少しだけ写真を撮って行っちゃおう。Highlandの最後と思っていたので残念でした。 次はRoyal Brackla Distilleryです。もうスペイサイドに入ってしまいます。ここから先は前回来たことのある道を走ることになります。さっとインヴァネスを抜けて行こうと思っていたのですが道に迷ってしまい少し遠回りしてしまいました。同じ道を通らずにすんだから、それもよかったかもねー。途中でゴルフ場の横を通りましたが、なんと!道の1メートル横がグリーンなのです^_^;セントアンドリュースもそうですがこちらのゴルフ場は道路から近い!こんなに近いなんてScotlandの人はみんなシングルプレーヤーなのかしら?Pengoなら必ず車にヒットさせる自信アリです。さて、次の蒸留所の手前には前回の旅行で泊まったCastle Stuartがあります。さらに前回時間不足でみる事が出来なかったCulloden Battlefieldをチラッと出も見に行きたかったのです。でも・・・探せど探せど見つからず。ほそーい住宅街の道に入り込んだり、散々な目にあいました。後で調べたら一本、道を間違いえていたようでした^_^;そんな困難にも負けず、ついにRoyal Brackla Distilleryに着きました。ここも人気がなくて静まり返っていました。寂しいです。続いてはBenromach Distilleryです。到着するとツアーがあるとの事です。最初は少し待つ事になりそうだったので諦めようと思いましたが、他の客も来たとの事で5分後に開始と聞き参加する事になりました。でも5分経ってもはじまりません。お姉さんに聞いてみるとツアーの客がMuseumに見に行っているので帰ってきてからスタートとの事です。こちらの人々のマイペースは仕方ない事。諦めてどれを買おうか物色して待っていました。今回ツアーには何箇所か参加しましたが、当然解説は英語です。Pengo判るの?と思われる事でしょうが、半分、は言いすぎか、30%くらいのところで理解しています。丁度こんな話をツアーのお客さんとして笑っていました。そのお客さんの写真を撮ってあげたりしてなんとなくcommunicationを取った気分になっているのです(^^♪前にも書いたけどちゃんと英語、勉強します。結局ツアーを終えて蒸留所を出たのが13:00。結構時間をとりましたが楽しかったです。 Glenburgie Distilleryに行った後、なつかしのGlen Moray Distilleryへ到着。前回親切にしてくれたあのマネージャーの人はいるのかな?これも楽しみでここに再びやってきました。車を停めてビジターセンターへ。お久しぶり!と言いたかったのですが彼女はいません。スタッフの人に聞いてみると、なんと蒸留所のマネージャー自体が代わってしまったとの事。当時のスタッフはほとんどが辞めてしまったそうです。感動の再開が出来ずに残念そうなPengoですが、試飲コーナーにさっきBenromach Distilleryで話をしていたツアー客がいました。おー久しぶりってな感じで再開を喜びました。て、さっき分かれたところやんか!ここで日本へ輸送する為の箱を調達するつもりだったけど箱は全部つぶしていてありませんでした。ここから先はとにかくいっぱい蒸留所を見て回ろうと予定しておりました。なんせビジターセンターの無い蒸留所が多いエリアですので。Glenlossie Distillery,Mannochmore Distilleryが近いのでそこに行こうと思いましたが、なんせ一応エルギンは町なのです。前回もこの辺で少し迷ってしまったのですが、今回も同じように迷ってしまいました。なんだかよく判らないビジターセンターに入ってみるとそこは日本でいう様な物産館で、地元の物を売っていました。でもショッピングセンターのような感じでした。さて、すぐそこにあるはずの蒸留所へ行く道が工事で通行止めになっていてえらく遠回りさせられたり、同じ道を何度も通る羽目に合ったりしながらしてようやく見つけたMannochmore Distillery。着いてみてはじめて知ったのですが、Glenlossie DistilleryとMannochmore Distilleryは敷地が同じでした。Glenlossieの中にMannochmoreが建てられたとの事です。かなり細い道を入った所にあるので観光客なんて全くいませんし、スタッフも見つかりませんでした。ですのでさっと写真を撮って次へ向かいます。この先はロセスの方へ行く予定です。しかしこの道が曲者でした。大がいの細い道は慣れっこのPengoですが延々と続く細ーい道には途中で自信が無くなって来ました。しかもタイヤのでかい前に草刈機みたいなのがついている車がこっちに向かってきます。密かにPengo泣きそうでした(^^ゞあ~怖かった。そんな道を通り抜けようやくA941へ帰り着きました。そこから少し走るとロセスの街が見えてきます。煙も上がっていて気分も更に盛り上がります。前回の旅行でGlen Grant Distillery、Speyburn Distilleryには行っているので今回は残りの三つを探します。最初はGlenrothes Distilleryです。グレンロセスは街の真ん中辺りにありますが、少し横道を入った小川沿いにあります。小川といってもきちんと整備されている日本の川のようです。蒸留所はその川を挟んで事務所などとPotstillのある所に分かれています。Potstillのある施設はとてもきれいでした。丁度私は反対岸から写真を撮っていましたが、近くに停めた車から2人の観光客らしい外国人(外国で外国人というのはとても変ですが)が事務所に入っていきました。ここの見学ツアーは予約の必要が必要なので、時間が読めないPengoは予約していませんでした。いいなー、見学できて。外からしか見ることは出来ませんでしたが、かなりかっこいい感じの蒸留所でした。続いてはGlen Spey Distilleryです。ここもロセスの街中にあります。路地をちょこっと入ると門がすぐに見えます。入ったところは駐車場のように広くなっていました。丁度居たコンデンサーの修理をしていた若いお兄ちゃんに事務所を聞くと、何と親切にも事務所のところまで連れて行ってくれました。しかしそこには人がおらず、結局ざっと見てでる事になりました。それにしてもスコティッシュは優しいです。嬉しいです。やっぱりScotland大好きです。これでロセスは完全制覇!と思ったらCaperdonich Distilleryに行き忘れてた^_^;次回の楽しみに取って置くとしましょう。 ロセスを離れて今日はA95を攻めます。最初の餌食はAberlour Distillery。ここも前回来ましたが、その時はShopも閉まっていました。今日はまだShopが開いていて良かった(^^♪ 早速入ってお買い物です。ここにはシーバス系の蒸留所限定のカスクストレングスが販売しています。前回も数本買って帰りましたが今回は大量に買いました。全蒸留所を2本づつです。さすがに持って帰れませんので明日郵送にて送る予定です。他にも数種類買い込んでお店をでました。また来るねー!続いてはGlenallachie Distillery。A95から少し奥まった所になるのですが、入り口に着くまでに続く大きな大きな倉庫!ここには大量の墫が保存されているのでしょう。でも、ほんとにデカイ。そして一番外側の壁には大きく「シーバスブラザーズ」の看板付です。事務所で見学できるか聞きましたが駄目とのことで、またしても写真を撮って帰るだけとなりました。入り口の横にある池にはガチョウがノンビリ可愛く泳いでいます。あー、いいなぁ。こんな感じ。次の蒸留所はImperial Distilleryです。「帝国蒸留所」ってかっこいいですね。ちなみに私は帝国ホテル大好きです。あそこのフレンチでコンソメスープの美味しさに目覚めました。話を戻してImperial Distilleryですが、ここに行くにはかなりに勇気が必要です。A95からDailuaine Distilleryの方へ行きます。Dailuaineでも前回写真を撮りましたが、看板の前に草が生えていてきれいに撮れなかったので今回もう一度撮りました。さすがに綺麗に刈り取っていました。ここの横や前には歴史を感じる橋などがあってなかなか良い風景です。ここを通り抜けて更に奥に進むのですが、この道がかなり狭い!しかもゆっくり走るのでかなり長い距離に感じます。寂しい思いをしながら走っていると、鉄の橋が出てきます。これがSPEY川です。ほとんど人が来る事が無いのでしばしスペイ川を見ているのも良いものです。一息ついたら更に奥に行きますが、この辺からは余裕で擦れ違えるくらいの道になります。そのままCarronの街に入ると自然とImperial Distilleryが見えます。感想は・・・静かだ・・・。本当にひっそりとしています。柵も何もありません。芝生では子供が遊んでいます。それでも静かです。ここでは事務所を探すとかそういうレベルではなくて静か過ぎて怖いくらいです。でもとても綺麗です。とても印象的な蒸留所でした。丁度時間は16:30です。3日目だし少し早めに今日のB&Bにも入りたいです。ただし明日からの予定を考えたら、A95の一番先にあるBalmenach Distilleryに行っておくとかなり楽です。という事でBalmenach Distilleryを目指します。途中、きらびやかなホテルのような建物がでてきました。なんだろうと思ってみてみるとそれはTormore Distilleryでした。でもその日は閉まっていたので見学は出来ませんでした。インパクトの強い建物でした。Balmenach Distilleryに着いたのは17:00。中に入っていくと丁度仕事を終えたCooperが帰る準備をしています。恐る恐る見学出来るか聞いてみると、マネージャーに聞いてくれるとの事。あちこち探してくれてようやく見つけてくれましたが、今日はもう遅いので明日10:00頃に来れば見学させてくれるとの事。やっぱりやっぱりスコティッシュ大好き。親切がまたまた嬉しかったです。帰り道を急ごうかとも思いましたが、せっかくなので近くのCragganmore Distilleryも見ていきます。ここの門の上にある「Cragganmore」の看板?が本を見て好きでした。さすがに人気が無くてそそくさと帰りました。 今日の宿泊は久しぶりのCraigellachieです。前回はリッチにCraigellachie Hotelに泊まりましたが、今回は普通にB&BのStrathspey Bed & Breakfastに2泊のお泊りです。今回、最初はHighlander Inn Hotelに泊まろうとしましたが一杯で、仕方なく探した他のB&Bも何故か満室です。諦めかけた時にたまたま検索で引っかかったのがこのStrathspey Bed & Breakfastでした。丁度郵便局の隣(実はB&Bのオーナーが経営していた)なので、重たい荷物をたくさん送る予定のPengoには最適でした。ただし、ここもTain同様トイレ、シャワーは別でした。でも、2日間とも他のお客さんとは顔を合せる事が無かったのであまり気になりませんでした。もちろん部屋は清潔で気持ちよいものでした。次回もここに泊まってもいいかも。でもやっぱりハイランダーインに泊まりたいや(^^♪夕食は毎度おなじみのハイランダーインです。毎度とは言いつつ2回目ですが、入ってすぐに6月と雰囲気が違うと感じました。何か前と比べて活気がある・・・ただ単にお客さんが多いのとは違う、全体的な感じが変わっていました。そして、カウンターの中には・・・あっ、日本人っぽい人だ。もしかして・・・Minagawaさん?あの、噂の皆川さん?前来た時にはCraigellachie Hotelにいなかった皆川さん?そういえばさっきB&Bのオーナーもハイランダーインで日本人bartenderが働いているといっていました。彼の事だったのかー。ついに、幻の?bartenderに会う事が出来ました。1人ですし、テーブル席はいっぱいだったのでカウンターに座ります。ふと気がつくと後ろから日本語が聞こえてきます。でもまぁ今回は敢えて声を掛けないでいくつもりなので気にしないことにしました。とりあえずビールを頂きます。そして晩御飯の方ですが、ここでもサーモンを選びました。いやー、こっちのサーモンって本当に美味しいよ(^^♪そして、店の変化を確認してみます。前回来た時はお客さんはそんなにいませんでしたし、カウンターに数人が座って飲んでいました。全体的にけだるいような雰囲気でした。地元の人が来るお店ってこんな感じなのかしら?と思ってしまいました。お料理の方も2つ頼んだうちの一つは美味しかったのですがPen妻のパスタはPen的にはハズレでした。量はドカンという感じでありましたが。比べて今は・・・内装は少し変わっているようですがそんなに大きな変化は無いようです。少し高めのウィスキーを置く棚が出来ていました。BackBarにあるボトルも心なしか増えているような気がしました。なによりカウンターの向こう側に窓があって、そちらではビリヤード台が置いてありました。そして、このお店の雰囲気が変わった理由はすぐに判りました。bartenderです。はきはきとテキパキと仕事をこなす姿は見ていて気持ちのよいものです。全体への気配りも忘れていません。さすがは皆川さんです。でも、cocktailは作ってもらわなかったなぁ、完全に忘れていた(^^ゞ皆川さんと話していると、何と偶然にもこのPenguin's malt clubを見た事があるとの事でした。ネットで何かを検索していた時にたまたまHitしたようです。何気なしに日記のように書いてあるものでも、顔を合せた事の無い誰かに見てもらえるのは不思議な事ですね。嬉しいような、恥ずかしいような。また、皆川さん情報に間違いがあったとの事もご指摘いただきました。前回の旅行記ではCraigellachie Hotelのバーマンだった皆川さんは今は退職してクライゲラヒにはいない、という風に書いていました。しかしこれは私の英語力不足が原因で、実際はお休みを取っていただけのことでした。皆川さんは今でもハイランダーインにて元気にお仕事をされています。 彼にお勧めのウィスキーを聞きながらMaltを飲んで行きます。最初はG&Mのコールバーン30年。2杯目はベンローマック25年OB。3杯目はグレンドロナック12年。そのあたりまで飲んでいると先ほどか後ろに居た日本人カップルが席を立とうとしています。何でか少しお話ししましたら、大分に住んでいる同業界人との事。えらくびっくりしてしまいました。新婚旅行で来られたようで、アイラ島にも行くとのことです。私は残念ながらアイラがあまり口に合いません。スペイサイドのあっさりした方が好きです。皆川さんから日本人のMalt好きにしては珍しいですねと言われてしまいました。やはり日本人はアイラ好きみたいですね。確かに焼酎も、米焼酎より芋焼酎の方が人気は高いですもんね。そんな感じの話を少しした後、彼らは帰って行きました。そういえば彼らもハイランダーインを予約したら取れなかったと言っていましたが、丁度その日にどこかの企業が会議でクライゲラヒに来ていて、それが原因で予約が取りにくかったとの事でした。そうそう、ハイランダーインでは日本語のメールでも予約を受け付けてくれるようなので是非皆さんご利用くださいませ。さて、まだまだ飲みます(^^♪UDRareMaltのダルユーイン22年、G&Mのモートラック1970・・・もういっぱい秘密のモルトを頂きましたが、これはひみつです。 この日初めてお会いした皆川さんですが、実に地元の人に愛されていました。みんなから「Tatsuya,Tatsuya」と声を掛けられていました。バーマンにはお酒の知識も必要ですが、何よりも人から愛される人柄ってとても重要だなーと感じました。それにこの日はクライゲラヒホテルで働いている男の子が来ていました。彼はアイルランドから来ているとの事ですが、Tatsuyaの事を尊敬しているとさかんに言っていました。彼にも悩み事があったようで夜遅くまで残って相談していました。皆川さんはそんな彼に最後まで付き合ってあげていました。仕事と割り切っていては、あそこまで出来ないと思います。やはり皆川さんの人柄なんでしょうね(#^.^#)私はというと、帰るタイミングを逃してしまいかなり遅くまで残っていました。でも、いろんなことを知る事が出来て良い経験になりました。また、明日も来ますね。 |
by pengopengo
| 2005-10-28 23:36
| 200509スコットランド一人旅
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